チアール幼稚園へ向かうのバスの中
「どんな遊具が有るんだろう」
「カラフルな遊具があるんじゃないか」
胸を膨らませながら 色んなお話をしながら園へと向かいました。
幼稚園の門をくぐると 「あ~~~」と落胆の声を上げました
遊具が殆ど無かった
唯一あった遊具は車のタイヤです。 写真の真ん中の右の方に写っているように 車のタイヤが置いてありました。 又、写真左上に写っているように タイヤが少し積んであり 子ども達が登っていました。
「何故 遊具がないのですか」と質問すると
「園児がケガをするたびに 遊具を撤去していくと 遊具がゼロになってしまいました」と答えが返って来ました。
運動場に土が無かった
地面に土は全く無く 「ラバー」といって 厚いゴムが表面に張り付けてありました
「何故砂や 草原でなく ラバーなのですか?」と質問すると
「衛生的でないからです。転んで怪我をするからです」と答えが返って来ました。
砂場は無かった
園庭に砂場は無く 各教室に 幅1m×奥行50cm×深さ20cmくらいの箱の中に サラサラの精製した白い粉が入れてあり それが砂場の代わりのようでした。
「砂場は何故ないのですか?」と質問すると
「砂場は衛生的でないです 消毒をした白い粉で遊んでいます」との答えでした。
危ない遊具の基準
チアール幼稚園から滞在中のホテルに帰るバスの中で、遊具の問題について話し合いました。
「近い将来 日本の幼稚園の園庭も 遊具が無くなってしまうかもしれない」
「今のうちに対策をたてるべき」等色々話し合いました。
日本に帰ってから
日本に帰ってから私は
危ない遊具 安全な遊具の 基準を作る必要があると思いました。
海外教育事情視察記 第3話に「危険な遊具・安全な遊具」を書きます。