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光と風をコントロール
夏涼しい保育室・園庭
涼しくするため下記の①~④の基本設計を致しました。
① 保育室に直射日光を当てない
上の写真は幼稚園の教室とホールです。総ての教室の前は大きな木陰となっています。建物の壁にも直射日光が当たらないので、壁の温度は熱くなりません。
上の写真は大屋根(屋根+ひさし)で保育室の壁や周辺に直射日光が当たらない工夫をしています。
② 保育室に直射日光を入れない
ルーバーの設置
上の写真は 窓にルーバーを設置しました。直射日光を部屋の中に入れない装置です。
内側から見たところです。 風や間接光は通しますが 直射日光を遮ります。
北側採光
北側採光(北側の窓から光を取り入れること)
上の写真では左側(北側)に多くの窓を設置しています。北側の窓からは直射日光がほとんど入りません。間接光を多く室内に採り入れています。
③ 保育室に風を入れる
保育室には多くの窓を設置しています。
上から高窓、欄間(らんま)、普通の窓、地窓
室内に風が沢山入って来ます。
④園庭に木陰を作る
園庭に100本の樹木が有ります。4m以上の大きな樹木が50本。2~3メートルの木が50本。
大きな樹木が沢山あるので、夏は運動場の70%が大きな日陰になります。涼しくて真夏でも運動場で遊べます。また、紫外線から子どもたちの体を守ります。