風を曲げる 袖壁

袖壁(そでかべ)って?
上の図は建物を真上から描いた図です。開口部は窓です。図Aと図Bで 黒く短く突き出ているのが袖壁です。このように壁に対して垂直に出ている壁を 袖壁と呼んでいます。窓のそばに袖壁を付けると風の方向を曲げることが出来ます。
理論検証 風を曲げる「袖壁」 |
プロジェクトが始まった初期に 色々な理論を本やネットで調べました。今回は「袖壁」について調べました。調べたことを 下記に書きます。 |

何故 風が曲がる
もう一度 上の図を見てみましょう。
<図A>
建物に対して 左からの風が 袖壁に当たっています。 風が二つの方向に分かれます。半分の風が窓の方向に曲がって、風が窓から室内に入ってきます。
<図B>
建物に対して 右からの風が 袖壁に当たっています。 建物側の風の流れが遅くなり、窓近くの空気圧が下がります。空気圧の違いで 風が建物側に曲がって、風が窓から室内に入ってきます。
浄福寺幼稚園での改善点
浄福寺幼稚園の ふじ組、きく組の保育室の裏庭側に袖壁のような パネルを設置しました。

きく組保育室

ふじ組 保育室
袖壁の効果
袖壁を設置して、保育室の壁に水平の風も室内に取り込めるようになりました。 結果として360度どの方向から風が吹いても、室内に風を取り込む事が可能になり、幼稚園の環境を増進することが出来ました。