第4話 紫外線の強い季節、時間帯

紫外線の強さの変化

1年の中で紫外線が強い季節、1日の中で紫外線が強い時間帯について調べました。

  

紫外線の強弱の要因

紫外線の強弱の要因は 下の2つがあります。

  

1,空気・水蒸気・雲・雨・オゾン層等の状態

太陽の光は 宇宙から 大気圏を通って地上に到達します。

太陽光が大気圏を通る時に、空気、水蒸気、雲、雨、オゾン等の影響で紫外線は弱められます。

例えば、晴れた日は 曇った日より 紫外線は強いです。

  

2,太陽の高度

太陽の光は 宇宙から 大気圏を通って地上に到達します。

●上の図の太陽① 

冬場や朝夕の 高度が低い太陽の光の様子です。太陽の高度(角度)が低いと 大気圏を通る距離が長いので 水蒸気やオゾン層の影響を多く受けます。その結果、太陽②に比べると紫外線は弱くなります。

  

●上の図の太陽②

太陽の高度(角度)が高いと 大気圏を通る距離が短いので 水蒸気やオゾン層の影響が少なくなります。その結果、太陽①に比べると紫外線は強くなります。

太陽の高度が高い方(下図の太陽②)が紫外線は強くなります。

   

紫外線の1日の中の変化

<紫外線が強い時間帯>

 太陽の高度が高い 午前11時~午後1時頃

  

<紫外線が弱い時間帯>

 太陽の高度が低い 朝や夕方

   

紫外線の1年間の中の変化

<紫外線が強い季節

理論上は太陽の高度が高い 6月下旬の夏至の頃 紫外線は最も強くなります。

しかし実際には6月は梅雨なので 雨や曇りの日が多いので、7月~8月に紫外線は最も強くなります。

又5月も少し強くなります。

  

<紫外線が弱い季節>

12月下旬の冬至を中心に冬場に紫外線は弱い

  

幼稚園の紫外線を少なくするプロジェクト