<汗をかかないと汗腺が減少>
汗が出てくる穴を 汗腺といいます
最近 汗腺の数が減少して 汗が効果的にかけずに 体調を崩したり 熱中症になるケースが増えています。
汗腺の数は 4歳位(幼児期)までに決まってしまいます。汗をかかないと汗腺が発達しません。
今の子どもは 昔に比べて 汗腺の数が半分くらいに減っているというデーターもあるみたいです。
<国民全体 室内で過ごす時間が増えている>
年々 ご家庭でも 教育機関でも部屋の中で過ごす時間が増えています
外で遊びたくても 温暖化で 夏場は 公園や学校などの運動場が暑くて遊べない
直射日光が当たる 室外では 紫外線も気になる
<汗腺の数を保つには 外遊びで汗をかく>
浄福寺幼稚園は開園以来 外遊びを大切にしてきました
又、西暦2000年に「幼稚園を涼しくするプロジェクト」を立ち上げました
夏も冬も快適に外遊びが出来る環境を整えて来ました
園児は真夏でも涼しい木陰で遊んでいます
涼しい日陰で外遊びをする
浄福寺幼稚園は4m以上の大きな樹木が50本。2~3メートルの木が50本。
春から秋にかけて 園庭の70ぺーセントが木陰になります
(上の写真は2歳児いちご組専用運動場 ここは100%日陰)
真夏でも 外で遊べる 幼稚園です。
地面が熱くならないように 運動場に散水をする
日陰に水を撒くと 気化熱を奪われて地表の温度が 日向に比べて20度程低くなります
ミストを設置すると ミスト周辺の気温を2~3度程度 下げることができます。
上の写真は大屋根(屋根+ひさし)で保育室の壁や周辺に直射日光が当たらない工夫をしています。
エアコンの効いた室内で
気温の高い日 気温の高い時間帯には エアコンの効いた 室内で保育を致します。
おわりに一言
温暖化が益々進んできていますが、こんな時こそ「汗腺の数」を以前のように戻して、温暖化に適した健康な体を維持する必要があると思います。
また、将来 例えば高校のクラブ活動レベルの 体育系(サッカー・野球・バスケットボールなど)のスポーツの選手を目指すのであれば 汗を人並みにかけることは重要な事と思います。
また、将来どんなお仕事についても 汗を人並みにかけることは重要な事と思います。