紫外線の強さの変化
1年の中で紫外線が強い季節、1日の中で紫外線が強い時間帯について調べました。
紫外線の強弱の要因
紫外線の強弱の要因は 下の2つがあります。
1,空気・水蒸気・雲・雨・オゾン層等の状態
太陽の光は 宇宙から 大気圏を通って地上に到達します。
太陽光が大気圏を通る時に、空気、水蒸気、雲、雨、オゾン等の影響で紫外線は弱められます。
例えば、晴れた日は 曇った日より 紫外線は強いです。
2,太陽の高度
太陽の光は 宇宙から 大気圏を通って地上に到達します。
●上の図の太陽①
冬場や朝夕の 高度が低い太陽の光の様子です。太陽の高度(角度)が低いと 大気圏を通る距離が長いので 水蒸気やオゾン層の影響を多く受けます。その結果、太陽②に比べると紫外線は弱くなります。
●上の図の太陽②
太陽の高度(角度)が高いと 大気圏を通る距離が短いので 水蒸気やオゾン層の影響が少なくなります。その結果、太陽①に比べると紫外線は強くなります。
太陽の高度が高い方(下図の太陽②)が紫外線は強くなります。
紫外線の1日の中の変化
<紫外線が強い時間帯>
太陽の高度が高い 午前11時~午後1時頃
<紫外線が弱い時間帯>
太陽の高度が低い 朝や夕方
紫外線の1年間の中の変化
<紫外線が強い季節>
理論上は太陽の高度が高い 6月下旬の夏至の頃 紫外線は最も強くなります。
しかし実際には6月は梅雨なので 雨や曇りの日が多いので、7月~8月に紫外線は最も強くなります。
又5月も少し強くなります。
<紫外線が弱い季節>
12月下旬の冬至を中心に冬場に紫外線は弱い